距離を取る、とは

私だけかもしれないが、と前置きをした上で。

ネットの世界において、特にSNSでは『距離を取る』ことが大事だとよく見聞きする。

 

この『距離を取る』とはなんなのか。

 

確かにフォローしたからといって即友達な訳ではない。

私もそんなこと言われたらビックリするわ(笑)

作品を発表している方が相手なら、はじめはファンです位が妥当ではないだろうか。

 

そもそも人付き合いにおいて、『友達』という概念が難しい気がする。

例えばこちらが友人だと思っていても向こうはクラスメイトに毛が生えた程度の意識だったとかなら、多かれ少なかれ体験したり見聞きしたことがあるのではないだろうか。

 

それはあらゆる場であるのかもしれない。

互いの印象・認識は必ずしも一致しない。

友人関係も恋愛と通ずるものがあるのだろう。

 

故に『言葉にする』ことはやはり意味を持つ。

想いを託せば言霊となる訳だ。

しかしながら二枚舌なんてこともある。

だから人付き合いとは悩ましい。

 

時と共に立場が変わる。

それでまた変化がある。

出会いもあれば別れもある。

出来れば良い出会いに恵まれますように。

そのためにも、私はリアルだろうとSNSだろうと、そこには人がいることを忘れずにいたい。

そして誠実に接したい。

少々世話焼きなので鬱陶しいかもしれないが(笑)

どうぞお手柔らかに。

 

 

なぜこんな話になったかと言うと、ネットをうろちょろした結果、同人作家同士の哀しいお話を読んでしまったからです。

詳細はリンクをどうぞ。

昔の嫌だったことと、下手な相手との接し方

 

同じ作品を愛したはずなのに、こんな哀しいことないよね。

 

で、結局『距離を取る』ということに関してこれといって答えは出ません(笑)

そりゃ、性格が合わなさそうな人とは誰だって自然と距離を取るでしょう。

私にとってはその程度で充分かなと。

大人な答えではないし、故にTwitter向いてねぇなって思うけど、私はシンプルなままでいたいし、それが私のアイデンティティーな気がするから。

 

そういえば20代半ばの頃に、『真っ直ぐ過ぎて気持ち悪い』という、中々に訳の分からないイチャモンをつけられたことがあった。

当時の友人に、である。

その挙げ句、うちの旦那殿にケチをつけたので絶縁を申し出ましたね。

あれはすっきりいい別れだった(笑)